REPAIR JOURNAL

iPad 6のバッテリー交換|電池持ちが悪くなった端末の修理事例

iPad 6のバッテリー交換の修理写真 3

今回ご依頼頂いた端末は、iPad 6(第6世代)A1893 A1954の電池がかなり劣化してきたので、バッテリー交換を行った記録を紹介します。

購入から数年が経過し、最近はフル充電しても半日も持たない状態になっていました。特に動画視聴や少し重いアプリを使うと、あっという間に残量表示が減っていく有様です。

発売から数年が経過している事もあり電池劣化していると思われます。

交換前の症状

主な症状は次の通りです。

・フル充電しても使用時間が極端に短い。

・残量表示が急に10〜20%下がることがある

・充電中でも本体が熱くなりやすい

・バッテリー健康状態が80%を大きく下回る(PCソフトチェック)

このまま使い続けると突然シャットダウンするリスクや電池膨張するリスクがあるため、早めの交換を推奨します。

修理の手順

1. 画面を慎重に開ける

まず電源を完全に切り、画面全体を温めクラフトナイフ等で画面の端を少し浮かせます。その隙間にピックを入れて、ゆっくりと周囲の接着剤を切り離していきます。

画面下側のコネクタを傷つけないよう特に注意が必要です。

2. バッテリーを外す前の状態

画面を開いたら、液晶パーツやバッテリーコネクタを外し、次に古いバッテリーを慎重に取り外します。粘着テープが強力なので、ゆっくりと熱を加えて剥がすと安全です。

iPad 6のバッテリー交換の修理写真 1

▲ 古いバッテリーを取り外す前の内部の様子

3. 新しいバッテリーの取り付け

新しいバッテリーを所定の位置にセットし、両面テープでしっかりと固定します。コネクタを確実に接続し、画面側のケーブルも元通りに戻します。

iPad 6のバッテリー交換の修理写真 2

▲ 新しいバッテリーを取り付けた直後の状態

4. 画面を閉じて完成

最後に画面を元の位置に戻し、周囲を軽く押さえて接着させます。電源を入れて動作確認を行い、充電が正常に行われることを確認しました。

iPad 6のバッテリー交換の修理写真 3

▲ 修理完了後のiPad 6。見た目はほぼ元通りです

交換後の状態

交換後は驚くほどバッテリー持ちが改善しました。フル充電から動画を数時間視聴しても残量が安定して減るようになり、急なシャットダウンもなくなりました。本体の発熱も少なくなり、快適に使えるようになっています。

修理後の保証対象・条件は、修理規約をご確認ください。

まとめと注意点

iPad 6のバッテリー交換の作業時間は約40分程度でした。

画面を閉じた後も圧着する必要があるため最短でも60分程度~お時間を頂いております。

同じ症状で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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